しみる

しみる
I
しみる【凍みる】
温度が低くなって水などが凍る。 また, 凍りつくように冷たい。 冷え込む。

「今日はたいそう~・みるなあ」「朝夕涼みもなきころなれど身も~・むる心地して/源氏(若菜下)」

II
しみる【染みる・沁みる・浸みる・滲みる】
(1)液体が, 繊維の間や物の割れ目をつたって広がる。 《染・浸・滲》「インクが~・みる紙」「雨が壁に~・みる」「汗の~・みたハンカチ」
〔しみ出る場合は「滲みる」と書くことが多い〕
(2)液体や気体などの刺激で, 刺すような痛みを感じる。 比喩的にも用いる。 《染・沁》「冷たい水が歯に~・みる」「寒さが身に~・みる」「目に~・みるような新緑」
(3)心などに深く感じる。 《染・沁》「人の情けが身に~・みる」「骨身に~・みて感じる」
(4)影響を受ける。 染まる。

「悪習に~・みる」

〔古くは四段活用, 中古に入って上二段にも活用し, 近世以降は上一段に活用されることが多くなった〕

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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